名刺とステップメールを連動させる重要性
名刺交換はビジネスの第一歩ですが、その後のフォローがなければ関係性は深まりません。近年では、名刺情報をデジタル化し、ステップメールと自動連携することで、見込み客との接点を継続的に育てる「ナーチャリング」が主流になりつつあります。本記事では、名刺と連動したステップメールの設計例を詳しく解説します。
ステップメールの基本構成
ステップメールとは、あらかじめ設定したシナリオに沿って、自動的に配信されるメールのことです。名刺と連携させることで、交換直後から適切な内容を段階的に届けることができます。以下は一般的なステップ構成です。
1通目:お礼 + 自己紹介 + 接点の再確認
名刺交換直後に送る最も重要なメールです。丁寧なお礼と、会話の内容を振り返ることで信頼を高めます。
2通目:価値提供コンテンツの提示
相手の興味に沿ったPDF資料・ブログ記事・動画などを紹介します。情報提供を通じて“役に立つ存在”として印象付けます。
3通目:事例紹介や実績の共有
あなたや会社の実績を具体例とともに紹介することで、サービスへの理解度と信頼度を高めます。
4通目:無料相談・資料請求の案内
ここでは「軽いオファー」を提示します。直接的な営業ではなく、あくまで選択肢として提示することがポイントです。
5通目:サービス紹介 + クロージング
ステップの最終段階で、提供サービスの詳細やメリットを説明し、申し込み動線を提示します。
名刺とステップメールを連動させる仕組み
名刺管理アプリ(Sansan、Eight、myBridge など)と MA・メール配信システム(HubSpot、Mailchimp、Lステップ等)を連携させることで、自動化を実現できます。名刺をスキャンすると、メールリストへ自動登録され、その瞬間にステップメールの配信がスタートします。
実際のステップメール設計例(テンプレート)
以下は、営業職・コンサル・士業で活用できる汎用的なシナリオ例です。
【1通目】件名:先日は名刺交換ありがとうございました
内容:お礼、当日の会話の振り返り、SNSリンク、次回メールの予告
【2通目】件名:◯◯に役立つ資料をお送りします
内容:専門知識の共有、ブログ記事・動画の紹介、質問誘導
【3通目】件名:私たちが支援した事例をご紹介します
内容:成功事例、数字を使った効果説明
【4通目】件名:無料相談のご案内
内容:ライトな相談メニュー、簡単な予約リンク
【5通目】件名:サービスのご紹介
内容:サービス説明、他社比較、クロージング要素
まとめ:名刺の「その後」が売上を左右する
名刺交換後のフォローは、ビジネス成功の鍵です。ステップメールと連動させることで、手間をかけずに継続的な関係づくりを自動化できます。効率よく信頼を構築し、最終的には高い成約率につなげることが可能です。

